私は洗顔があまり好きではありません。
というのも顔を洗うのが下手で、服や周りをいつもびしょびしょに濡らしてしまうからなのです(笑)
夜寝る前にお風呂に入ったときだけ顔を洗います。
つまり朝は顔を洗わないということですね。
でも今のところ毛穴やシワも目立ちませんし艶もあり肌の調子は良いです。
お風呂での洗顔はなんと洗顔料を一切使いません。
それというのも身体や顔を洗うのはぬるめのお湯だけで充分、というお話を南雲先生の本で読んだからなのです。
私はぬるめのシャワーを顔にかけながら、手でこすり過ぎず軽くなでるように顔を洗うだけです。
洗顔料でしっかり洗ってしまうと、肌の皮脂と常在細菌が失われてしまい、肌の保護成分が無くなります。
その結果、肌は乾燥しシワやくすみができやすくなり、肌の劣化がどんどんと進んでしまいます。
顔の皮膚に住む顔ダニを退治しようとするブームが起こったことがありますが、彼ら顔ダニや常在細菌は肌の調子を維持するのに一役買っているのです。
腸内細菌と同じく、ヒトの身体に共生してきた有益な生物は大事にしたいものです。
ところで身体も石鹸を使うのはえり首やわきの下、下半身などの一部だけで、そのほかはお湯をかけながら手で軽くこする程度です。
最初は洗顔料や石鹸を使わないのは大変抵抗がありました。
でもお湯だけで洗うのを続けて、顔をはじめ全身の肌の調子をみているとハリと艶があって調子が良いのです。
帰りが遅いときにはお風呂タイムが節約できてまさに一石二鳥。
お風呂上りには顔に「へちまローション」をつけしっかりと保湿しますが、それ以外はほったらかしです。
ホームレスに禿げた人が少ない、というのはある有名作家の観察報告ですが、
行きすぎた清潔志向は肌や頭皮にはかえって逆効果となり、乾燥肌や薄毛の原因となってしまいます。
コラーゲンで内部から肌の調子を良くすることも大切ですが、肌の皮脂や常在細菌を大切に守りながら外からもしっかりとメンテしていきたいですね。
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